評判の新時代のむし歯予防|島野デンタルオフィスは武蔵関で土曜日も18時まで診療しています。

日・祝
9:00~12:30
14:00~19:00

:土曜日の午後の診療は18時まで
休診日:木曜・日曜・祝日
祝日のある週は木曜診療いたします
※電話受付は18:30まで(土曜日は17:30まで)

03-5903-9940
各種保険取扱
  • 電話
  • メニュー

歯の残存率

予防歯科で残せる歯の本数が変わる?

80歳の日本人が残っている歯の数は約7本と言われています。日本では加齢によって歯が無くなるのは当たり前という意識ですが本当にそうなのでしょうか?
この常識を破るデータがスウェーデンに存在しています。80歳になっても約20本の歯を残して生活しているそうです。もともとスウェーデンでも歳を取る=歯が抜けるというのは普通でしたが、ある取り組みを進めたことによってその常識は一変しました。それが約30年前に始まった予防歯科の普及でした。

CAMBRA(キャンブラ)とは?

自分のお口のことがわかる
「CAMBRA(キャンブラ)」

自分のお口の中がどんな状態なのか?むし歯になりにくい状態を保つためにはどうしたらいいのか?それをシンプルにわかりやすく教えてくれるシステムであるCAMBRAを当院では導入しています。
CAMBRAとは専用の質問票に答えていくだけで、お口の状態と管理方法がわかるツールです。とてもシンプルですが、わかりやすく的確なケアの方法を導いてくれます。子どもから大人まで簡単に受けることができるので、気づいた時にリスク管理をスタートできるのも魅力です。

  • だ液検査

    カリスクリーンというキットで細菌の活動量を検査します。検査には時間もかからないため、すぐにお口の環境を知ることができます。

  • CAMBRAシステムのリスク評価

    むし歯を防ぐためにはリスク因子を減らし、予防因子を増やすことが大切です。
    そのバランスとお口の中がむし歯になりにくい状態を保つための管理方法をご提案します。

  • PMTC(クリーニング)

    プロケアの1つである「PMTC」を行います。お子さんにはむし歯菌を抑えるためのフッ素塗布、奥歯の凸凹を埋め、リスク回避をするシーラントを行います。

CAMBRAシステム、カリスクリーンを作ったDr.Jhon Featherstone、Dr. V. Kim Kutsch、Dr.Douglas A. Youngと

シーソーバランスとpHコントロール

お口の中では「むし歯を起こす力」と「むし歯を防ぐ力」が働いています。この2つは常にせめぎ合っていて、バランスが崩れるとむし歯になりやすい状態になります。このバランスは人によって異なっていて、生活習慣や加齢などによっても変化します。
そこで今のお口はどのような状態になっているかを定期的に評価し、その時々に合ったケアをするのがベストです。

むし歯の原因

唾液 食生活 細菌 遺伝 pH
63% 55% 46~51% 30~60% 100%
唾液 63%
食生活 55%
細菌 46~51%
遺伝 30~60%
pH 100%

つまり、pHコントロールがうまくいかない事がむし歯ができてしまう全ての原因なのです。
当医院はpHコントロールのお手伝いができればと考えています。
一緒にpHコントロールを始めませんか?

治療の流れ

当院の予防歯科は次のような流れで行われます。

  1. 1アンケート

    現在の生活習慣やオーラルケアグッズはどんなものを使用しているかなど、アンケートにご記入いただきます。気になっていることなどもお気軽にご記入ください。

  2. 2問診

    アンケートを基に現在の食生活やむし歯・歯周病治療の有無を確認いたします。お子さんの場合はお母さんにお答えいただきます

  3. 3検査

    担当の歯科衛生士がお口の中の検査をしていきます。検査が終了したらむし歯や歯周病がないか歯科医師が診断を行い、お口の中の状態を評価していきます。

リスクと結果

アンケートと診断結果を総合的に評価して患者さんのお口の状態を4段階で示します。

リスク分類 むし歯になる可能性
ローリスク むし歯になる可能性は高くないが注意が必要
ミドルリスク むし歯になる可能性は低い
ハイリスク むし歯になる可能性が高い
エクストリームリスク むし歯になる可能性が極めて高い

例)エクストリームリスクの方が、なにも改善せず、治療を拒否された場合、「1年以内に新たなむし歯が発生する確率は88%」と言われています。

例)ローリスクの場合

抗菌剤 細菌検査 フッ化物 X線写真
撮影頻度
定期的な口腔内
審査頻度
キシリトール シーラント
なし はじめに基準として行ってもよい 市販フッ化物配合歯磨剤
(1日2回)
24~36か月毎 6~12か月毎のむし歯リスク再評価 なし なし
抗菌剤 なし
細菌検査 はじめに基準として行ってもよい
フッ化物 市販フッ化物配合歯磨剤
(1日2回)
X線写真
撮影頻度
24~36か月毎
定期的な
口腔内
審査頻度
6~12か月毎のむし歯リスク再評価
キシリトール なし
シーラント なし

といったように、各リスク別に推奨される処置が決まっているのが、CAMBRAの特徴であり、それにのっとって経過を追っていくと新たなむし歯を作るリスクをぐっと下げることができると言われています。

ホームケアとプロケア

結果に応じて患者さんひとりひとりにケアの方法をご提案いたします。例えば、歯磨きしてもむし歯になってしまう…と感じていた方は歯磨きの仕方に問題があったのかもしれません。そのような方には歯ブラシの選び方から持ち方、歯ブラシの当て方をお伝えします。
また、どうしても落とし切れない汚れは専用の器械を使って歯科衛生士がお口のクリーニングをします。ご自宅でのケアの質を向上させることと、定期的なプロのケアを受けることでお口の常に衛生的な状態で保っていけるようにしましょう。

  • ホームケア
    • 普段の歯磨き・歯間ブラシ・デンタルフロスなど
    • フッ素入りの歯磨き粉の使用・洗口剤
    • 食事コントロール・甘味制限
  • プロケア
    • 歯石の除去
    • クリーニング(PMTC)
    • フッ素塗布
    • ブラッシング指導

SMTとカリスクリーン

SMTは10秒間のうがい後5分間で、カリスクリーンは器具で歯を軽くなでて15秒間で結果が出ます。
これらを用いることで当日中に現状を知ることが可能です。どちらも数値化されるため、変化を追っていくにはもってこいの器材です。

ページトップへ