コラム|武蔵関南口から徒歩10分、地元で予防歯科で評判の島野デンタルオフィスです

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赤ちゃんのむし歯予防をするなら妊娠中から歯周病やむし歯を予防!「マイナス1歳から始める予防」

こんにちは。
 
武蔵関の歯科「島野デンタルオフィス」です。
 
 
みなさんは、赤ちゃんがマイナス1歳(生まれる前)から始められるむし歯や歯周病の予防措置があるのをご存知ですか?
妊娠期のうちからできる予防歯科、それが「マイナス1歳からの予防」です。

今回は、妊娠中のむし歯や歯周病の治療や予防についてお話しします。

 

妊娠中のむし歯や歯周病予防や治療のメリット

妊婦さんは、体質の変化から、むし歯や歯周病になりやすくなりますが、妊娠中の歯科治療や予防は、妊娠中のお母さんだけでなく、ご家族のむし歯や歯周病は、生まれてくる赤ちゃんにも影響を与えます。

 

●生まれてくる赤ちゃんのむし歯を防ぐ

赤ちゃんが生まれるころまでに、家族みんながむし歯や歯周病がない状態であれば、赤ちゃんもむし歯にかかりにくくなるメリットがあります。

近年では、離乳食を始めていない赤ちゃんのお口から、むし歯の原因菌が発見されることもあり、スキンシップだけでも移ってしまうことがわかってきました。

赤ちゃんが生まれて来る前に家族みなさんのお口の中のむし菌を減らして、安心して赤ちゃんをお迎えしたいですね。

 

●お母さんが元気なほうが赤ちゃんにとってもメリット

産後すぐはまとまった睡眠もとりにくく、赤ちゃんから離れられる時間も限られていますので、マイナス一歳からの歯科治療は重要です。

産後、歯が痛くなっても、家族の協力が得られなければ、お母さんは自分のことを後回しにしがちでむし歯や歯周病が重症化することもあります。

お母さんや周りの家族が元気でいることが、赤ちゃんにとってもメリットになります。

出産や出産後のためにも、赤ちゃんが生まれる前「マイナス一歳」から予防に取り組んでみませんか?

 

妊娠中にむし歯や歯周病になりやすい理由

妊娠すると、身体に様々な変化が起こります。お口の中もホルモンバランスの変化によって、むし歯や歯周病になりやすい状態になるため注意が必要です。
 
「妊娠中に歯周病になりやすい理由」について見ていきましょう。
  

●ホルモンバランスの変化 

妊娠中は、女性ホルモンの分泌が活発になります。
 
中でもエストロゲンというホルモンが歯周病菌の増殖を促すのですが、これが月経時のおよそ30倍にも跳ね上がるといわれているのです。

さらに、歯周病の原因菌には、女性ホルモンを好物とする原因菌がいます。
そのため、妊娠中は「妊娠前よりも歯周病になりやすくなる」といえます。

 

 

●つわりの影響

つわりの時期はニオイや刺激に敏感になります。歯磨き粉の香りで気持ち悪くなって、お口の中に歯ブラシを入れるのも大変です。
 
十分な歯磨きができず、口腔内で細菌が増えて、むし歯や歯周病の発症につながります。

また、体調がいいときに食事をとることとなり、食事の時間が不規則になることも、むし歯になりやすくなる原因ですが、つわりの症状がひどいときは食べられるときの栄養摂取を優先させましょう。

 

妊娠中の歯周病予防や治療が大切な理由

妊娠中に歯周病がどんどん広がると、お腹の中の赤ちゃんにも影響があります。
 
歯周病の妊婦さんは健康な妊婦さんに比べ、早産や低体重児出産のリスクが約7倍に高まるといわれているのです。
 
歯周病菌が血液を通じて胎盤に届き、子宮の収縮に作用するからです。子宮の収縮により、胎児が下の方へ押し出されるので早産のリスクが高くなります。
 
妊娠中こそ歯周病に注意し、お口のなかを清潔に保つようにしましょう。
 

 

妊娠中のむし歯や歯周病予防におすすめ!お口ケアの紹介

妊娠中は体調や体質の変化によって、お口のケアが思うようにできなくなる方も多いようです。
 
そんな中でも行えるおすすめのケアをご紹介します。
 

●体調がよい時にしっかり磨きましょう

体調がよい時間帯に重点的に歯を磨いておきましょう。
一日のうちで体調が良い時間を見計らって歯磨きすることを意識してみてください。
 
 

●歯磨きにひと工夫

歯磨き粉の香りが気になる方は、歯磨き粉を付けずにブラッシングしましょう。
 
また、ヘッドの小さいブラシを使うこともおすすめです。舌に歯ブラシの毛先が当たりにくいため、嘔吐反射が起こりにくく、奥歯まで磨けます。
 
どうしても歯が磨けない時は、うがいをしましょう。殺菌成分が含まれたマウスウォッシュを使用するのも細菌を減らすのに効果的です。
 
 

●キシリトールガムを噛む 

むし歯や歯周病の原因菌は、糖分をエサにして数を増やすため、砂糖ではなくキシリトール100%の含有率が高いガムは、むし歯や歯周病予防につながるのでおすすめです。

 
また、ガムを噛むと、唾液腺が刺激されて唾液が分泌されます。唾液には細菌を洗い流す作用があるので、お口の中に細菌が残りにくくなります。
 
 

お母さん以外の家族もメンテナンスを!赤ちゃんの健康を守ろう

赤ちゃんが生まれてくるとき、お口の中には、むし歯菌を持っていません。むし歯菌は、お母さんをはじめ、赤ちゃんに接するすべての家族が主な感染源です。お母さんだけではなく、パートナーの方も歯科検診を受けておきましょう。

毎日の歯磨きでむし歯予防はもちろん、妊娠中に歯科医院でむし歯や歯周病治療や定期的なメンテンナンスを受けましょう。

  
島野デンタルオフィスでは、妊婦さんへの歯科検診や歯磨きの指導などを行っています。不安なことは何でもお気軽にご相談ください。お待ちしています。
 
 

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